menu
%}

自走する組織の重要性と作り方とは?自走型組織の形成に役立つツールをご紹介

 2022.10.10 Circlace

healthy athlete man jogging at morning on empty  roat in the city

リモートワークやフレックスタイム制など、多様な働き方が広がりつつある今、求められる組織の形も変わりつつあります。今目指すべき組織の形、それは「自走する組織」です。では、自走する組織とはどのような組織なのでしょうか。
この記事では、自走型組織の重要性や組織の形成に役立つツールをご紹介します。

自走する組織とは?定義や具体例について

Rear View of Young Office Workers in Casual Outfits Listening to a Top Manager Explaining Something Using Illustrations.

自走する組織とは言葉の通り、自ら走ることができる体制の組織のこと。
これまでの組織は、上層部の意思決定を待ちそれに基づいて下層部が動く、いわゆるトップダウンの、ピラミッド型の組織が一般的でした。自走型組織は上層部の意思決定を待たず、社員一人ひとりが今やるべきことを判断し行動に移せる組織と定義されます。

自走型組織の具体例

自走型組織の例として、「既存の作業フローでは効率が悪くトラブルも多かったため、チーム内で新しいフローを考案しトライする」ことが挙げられます。
従来のピラミッド型組織であれば、新しいフローを実行する際も上司の確認を行ってから行われるケースがほとんどです。自走型組織の場合は、フローもチームで考案し決定、実行することができます。

自走する組織作りはなぜ重要なのか?そのメリットについて

Rear view of businesswoman looking at business strategy sketch

今後、組織を自走化させることが重要だといわれています。以下では、自走化のメリットについて解説します。

マネジメントの工数削減

自走する組織は社員が個々で主体的に動くことが基本です。上層部やリーダーによる業務の方向性やビジョンの共有、業務管理など局所的な負担はありますが、トップダウンの組織と比べ、管理・指示出しなどの工数は削減されると考えられます。
ただし、社員に任せっきりにすると成果につながらないケースもあるため、場合によってはサポートや課題クリアに向けた支援などが必要なこともあります。

目標や課題への取り組み方の多様化

トップダウンの組織では、上層部に決定権があるため、目標に向けての方針や課題へのアプローチ方法が偏ることがあります。これは上層部の意見や考えによって決まるためです。
しかし、自走する組織では、個々の意見が尊重されます。複数の発想が生まれ、チームに合った決断をすることができるため、取り組み方やアプローチの方法が多様化するでしょう。

トラブルに適応できる判断力が養われる

トップダウンの組織は、上層部が決めたことに従って動くのが基本です。そのため、指示待ちをしてしまう社員も多くいました。
自走する組織では、個々が自分で考え行動に移すため判断力・決断力が求められます。自走することで判断力・決断力が養われ、イレギュラー時にも適切な対応ができる人材に成長することがあります。

リモートワークが普及する時代に適している

働き方が多様化し、オフィスではなく自宅やサテライトオフィスなどで働く企業も増えてきました。リモートワークのように遠隔で業務をすると、部下の管理、業務進捗把握が難しくなる傾向にあります。そのため、管理型の組織では、リモートワーク自体の導入が難しくなります。
自走型が確立していれば、部下を細かく管理する必要がないため、リモートワークでも管理者の負担が減るといわれています。

自走する組織の作り方

people group jogging, runners team on morning  training

自走型組織を実現するには、どのようは働きかけが必要なのでしょうか。ここでは、組織を自走化させるための方法をご紹介します。

ミッション・ビジョン・バリューの共有

ミッションは企業の存在意義、ビジョンは中長期的に達成する目標、バリューはミッションとビジョンを実現するための手段を指します。自走型の組織を作るためには、方向性や判断基準などが共通認識として挙げることが大切です。これらを把握していなければ、個々の動きにズレが生じトラブルにつながることもあるでしょう。
共通認識ができることで、自走できる範囲が広がり、組織の自走化につながります。

支援型リーダーの確立

組織を自走化させるためには、手段や方法を指示する統率型リーダーではなく、部下の意見や自主性を尊重し協力する支援型リーダーが必要です。
具体的には、目標や課題をクリアするための方法を指示するのではなく、どうすれば良いと思うか問いかけたり、ゴールまでの道筋をサポートしたりすることができるリーダーです。

自走型組織の構築に役立つツールの導入

組織の改革は一朝一夕では難しく、管理職側の理解や不安の払拭、自走を受け入れられる風土の形成などが必要です。自走型組織の下地を整える取っ掛かりとして、業務管理支援ツールやナレッジマネジメントツールといったツールの導入も検討しましょう。

自走する組織を目指すなら「Circlace(サークレイス)」

Business team having video conference in the conference room

リモートワークが定着した現代において、自走する組織は理想的な組織の形といえます。管理型組織から自走型の組織への切り替えを目指すなら、「Circlace(サークレイス)」の導入をぜひご検討ください。
Circlace(サークレイス)は、ツール上でコミュニケーションを取ることはもちろん、業務に関する知識・情報、データファイルなどを記録することが可能です。個々の状況・進捗を一元管理できるため、リモートワーク下でもマネジメントがしやすくなります。
自走する組織を目指して、一元管理を実施したい、風土形成や結束力強化を図りたいとお考えの管理職・経営者の方はぜひご相談ください。

< 統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム「Circlace®︎」>

 

参考:
 
なぜ今、「自走する組織」が求められるのか?|唐澤俊輔(Almoha 共同創業者)
https://comemo.nikkei.com/n/n39018b883ea5

「自走する組織」をいかにして作り、イノベーションへと繋げるかって話|唐澤俊輔(Almoha 共同創業者)
https://comemo.nikkei.com/n/n6e97837f2fac

「メンバーが自走できる」最高のチームをつくるため、リーダーが大切にすべき2つのこと - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
https://studyhacker.net/toru-saito-interview01

サーバントリーダーシップとは? 10の特性、メリデメ - カオナビ人事用語集
https://www.kaonavi.jp/dictionary/servant_leadership/#i-4

自走する組織のつくりかた | Mieruno
https://dmet.co.jp/mieruno/94/

自走できる組織について考えてみた|奥原拓也 / PdM|note
https://note.com/okutaku/n/n5c44cb6379fc

第6回 そもそも『自走組織』とは何か?|人と組織に変化を促す育成マガジン【HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)】
https://www.hachidorinohane.jp/blog/detail.php?id=180

指示待ち組織が生まれるワケは、上司から部下への「問い」不足 リモートワークを活性化させる「自走型組織」の作り方 - ログミーBiz
https://logmi.jp/business/articles/325050

マイクロマネジメントとは?部下へ及ぼす悪影響や改善策も紹介 - lafool mindfulness
https://survey.lafool.jp/mindfulness/column/0057.html

ミッション、ビジョン、バリューの作り方とは?具体的な事例も紹介 | HR大学
https://www.hrbrain.jp/media/labor-management/MVV#section-1

「自走式組織」を構築する3つのポイント酢谷 亮介 | - Page 2
https://review.tanabekeiei.co.jp/column/consultantreview/24688/2/