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部門間連携を強化するには?連携を深めるメリットや課題

 2022.08.22 Circlace

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企業の成長や業績向上には「部門間連携」が有効だと言われており、実際に多くの企業で異なる部門同士の連携が行われています。しかし、他の部門や部署が円滑に連携することは難しく、部門間で対立してしまうケースも珍しくありません。部門間連携の重要性やメリットは理解しているけれども、その強化や改善方法について苦慮している企業様も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、部門間連携を深めるメリットや課題、連携を強化するための方法を解説します。

部門間連携とは

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部門間連携とは、複数の部門や部署が連携して業務に携わることを指します。企業によっては、組織連携や社内連携、他部署連携と呼ばれることもあります。

部門間連携は、製品の品質やサービスの向上、新たなアイデアにつながると考えられており、企業にとって大きなメリットがあります。そのため、部門間連携を積極的に行う企業も少なくないです。

しかし、その一方で日本にはセクショナリズムが強い企業も多く、連携が上手く取れていないケースや、そもそも部門間連携に必要性を感じていないケースがあります。

部門間連携を深めるメリット

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次に、部門間連携を深めるメリットについて詳しく見ていきましょう。

組織力の向上

部門間連携を行うことで、他部署の業務内容や目的、抱える課題などを把握することができるため、部署間での相互理解を深めることができます。部門間で相互理解が生まれると互いにサポートしながら同じ目標に向かって進むことができ、組織力の向上につながります。

生産性の向上

部門間連携が浸透するとスムーズにコミュニケーションを取ることができるため、他部署の担当者に相談したり意見を求めたりすることが可能です。部門間で協力し合うことで相互扶助も根付くため、大きな損失につながりにくく、生産性の向上も期待できます。

離職率の低下

部門間のコミュニケーションが活性化することで、風通しが良くなります。円滑なコミュニケーションは社員のストレス緩和につながり、良好な人間関係が構築されやすくなります。また、社員同士の仲が深まれば、働きやすい労働環境を実現できるため、離職率の低下にもつながるでしょう。

部門間の壁ができてしまう原因

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部門間連携が難しくなっているのは、部門間にある壁が原因として考えられます。ここでは、部門間の壁ができてしまう原因について解説します。

各部門の独立性が高い

各部門の独立性が高いと、部門間でコミュニケーションを取る機会が減ります。自部門の利益最優先で動くため、連携をあえて避けるケースもあるでしょう。協調性のない部門間連携は、連携ミスによるトラブルに発展するリスクもあります。

相互理解の不足

他部門が何をしているのか、どんなフローやマインドで動いているかを知らないままだと部門間に距離ができてしまいます。距離ができてしまうと、他部門に関与しようとは思わなくなってしまうため、ささいなことで対立してしまう可能性があるでしょう。

部門間連携への意識不足

部門間連携への意識不足も壁となっている場合があります。連携を拒むような風土がある、または部門間連携という概念自体がないと、連携したくても行動に移しづらくなります。

部門間連携を強化・改善する方法

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部門間連携の効果が乏しい場合は、その状況を放置せずに連携強化・改善に向けた対策を講じることが必要です。

接触機会を増やす

部門を横断したプロジェクトや、交流会・社員旅行などの全社イベントを実施し、部門間での接触機会を増やしましょう。接触機会が増えることで、部門間のコミュニケーションの壁がなくなり、スムーズなやり取りを実現できます。

業務の分散化・流動化

従業員が抱える業務量の偏りを把握し、社内・部署内で業務を可能な限り均等に分散させます。これにより業務の平準化が実現し、属人化の解消につながります。
また業務・職務を流動化させることも、平準化に有効な手段の1つです。上述の業務マニュアル整備や分散化により業務効率を高めて業務状況に余裕を持たせ、業務の担当者を定期的に変更することで、各従業員により多くの業務を把握させることができます。

連携強化のメリットを伝える

部門間連携の理解を得るためには、連携強化のメリットを従業員が把握する必要があります。
そのため、イベントでのスピーチや社内研修のほか、社内報などで各部署の取り組みの様子を周知すると良いでしょう。取り組みの様子を周知することで、他の部署のやっていることが把握でき、相互理解につながります。

部門間連携につながる制度の実施

連携を呼びかけるだけでは、部門間連携がなかなか実現しないこともあります。ジョブローテーションや、フリーアドレスといった部門間で連携が取りやすい制度を導入し、環境を整備することも必要です。

連携が取りやすいツールの導入

雑談などの業務外コミュニケーションだけでなく、業務上の連携が図れるツールを導入することで、スムーズにやり取りができ、相互理解にも役立ちます。社内SNSも良いですが、プロジェクトの管理や部門間でのやり取りなどが一括でできる、多機能なツールの利用がおすすめです。

部門間連携を強化するなら「Circlace ®」

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部門間連携が必要だということはわかっていても、なかなか改革が進まず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。部門間連携の強化・改善をしていくためには、領域や担当者を徐々に拡大させ、社内に浸透させていく方法が有効です。スモール・スタートや、クイック・ウィンを繰り返し行い、だんだんと部門間連携の文化を定着させていくと良いでしょう。

具体的な手段の1つとして、多機能なツールを導入し、少しずつ組織の文化を変えていくことがおすすめです。弊社が提供する「Circlace(サークレイス)」は、問い合わせ担当者から社内の営業担当者や技術者への連絡が容易にできるツールです。コミュニケーション機能もあるため、業務外の連絡にも役立ちます。業務上の連携も、業務外のコミュニケーションもこれ1つでスムーズにできるため、まずはツールの導入から行いたいという方は、ぜひ導入をご検討ください。

< 統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム「Circlace®︎」>

参考:
 
Unipos Inc.|HRコラム「部門間連携強化の重要性|対立する原因と円滑にする3つの方法」
https://media.unipos.me/interdepartmentcollaboration 2019年12月11日

Chatwork株式会社|ビジネスチャットならChatwork「他部署連携を強化し部署間の連携やコミュニケーションを活性化させる方法」
https://go.chatwork.com/ja/column/business_chat/business-chat-070.html 2021年7月20日

リードプラス株式会社|ワークマネジメント オンライン「部門間の壁への対処法について、組織として何に取り組むべきなのか」
https://www.work-management.jp/blog/the-barriers-between-departments.html 2022年6月7日