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ニューノーマルな働き方とは?具体的な取り組み事例やポイントを解説!

 2022.05.10 Circlace

New Normal 1近年、新しい働き方・暮らし方が常態化し、「ニューノーマル」という言葉を耳にする機会が増えました。多くの企業もニューノーマルな働き方を目指し、業務体制や労務管理等の見直しを進めています。
今回はニューノーマルな働き方とは何か、気をつけるべきポイントや具体的な取り組み事例を交えながら解説します。ニューノーマル時代に沿った働き方を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ニューノーマルの時代にフィットした働き方とは

New Normal 2新型コロナウイルスの影響により、人々の暮らし方・働き方は、従来とまったく異なるものに変化しました。現在は、感染拡大・予防のためにマスクを着用したり、人との接触を極力避けたりすることが常態化しています。ニューノーマルとは、このような「新しい常識・常態」のことを指します。

ニューノーマル時代以前は、オフィス勤務を前提とする働き方が一般的で、ミーティングも会議室等を使用しながら対面で行われていました。しかし、ニューノーマル時代では、リモートワークを推進する企業が増えてきています。自宅やコワーキングスペースをオフィス代わりにしたり、Web会議システムを利用してミーティングをしたりと、インターネットを介した自由度の高い働き方へとシフトしています。

ニューノーマルな働き方において重要なポイント

New Normal 3ニューノーマルな働き方は、従来の働き方と大きく異なる点が多いです。そのため、新たな環境に適した対応を取る必要があります。特に重要なポイントは、以下の3つです。

① ITリテラシーの習得

ニューノーマルな働き方において、ITリテラシーの習得は必要不可欠です。リモートワークの常態化とともに、ほとんどの業務はデジタル化されています。業務を行ううえで新たなITツールやシステムを取り入れる場面もあるでしょう。

しかし、ITリテラシーが低ければツールやシステムを使いこなせず、業務効率が落ちる可能性が高くなります。誤った使い方をしてトラブルを起こせば、問題解決に業務時間を割くことになり、本来やるべき業務に取り組めなくなる場合もあるでしょう。

さらにITリテラシーの低さは、情報漏洩のリスクにもつながります。万が一個人情報等の漏洩が起きれば、会社全体に多大な不利益をもたらすので、ITリテラシーの習得は急務ともいえます。

② ニューノーマルに合ったスキルアップ

これまではオフィス勤務が通常だったため、OJTを通じてスキルアップすることが可能でした。なかには集合研修を取り入れながらスキルアップを図っている企業もあります。

しかし、リモートワークが増えるとOJTを取り入れたり、集合研修をしたりすることが難しくなるため、必然的にスキルアップの機会が減少してしまうでしょう。そのため、ニューノーマルにあったスキルアップ方法を意識的に取り入れる必要があります。

例えば、自宅で受講できるeラーニングや、Web会議システムを利用したオンライン研修などを活用すれば、リモートワークでもスキルアップが可能になります。

③ コミュニケーション

ニューノーマルな働き方では、コミュニケーションが不足しやすい傾向にあります。オフィス勤務なら、上司や同僚などに疑問点を聞いたり、他愛のない雑談をしたりと気軽にコミュニケーションを図れるでしょう。

しかし、リモートワークの場合、「チャットツールの利用=ビジネス」の雰囲気が強いため、気軽な発言が難しい傾向にあります。Web会議システムを使えばビデオ通話もできますが、些細な相談や雑談のために通話を依頼するのは、ハードルが高いと感じる人も少なくありません。
このような状態が続くと孤独感が強くなり、仕事へのモチベーションを維持できなくなる人も出てくる傾向にあります。従業員同士のつながりが減少すればディスカッションの機会も減るため、新たなアイデアが生まれにくくなる可能性も高くなります。

このように、コミュニケーション不足は深刻な事態を招きます。従業員同士が気軽に交流する機会を意図的に設けることが大切です。

ニューノーマルの時代に向けた具体的な取り組み

New Normal 4ニューノーマルな働き方を実現するには、具体的にどのような取り組みが必要なのでしょうか。以下より必要な取り組みを3つに分けて解説します。

① 職場環境

リモートワークを行う場合、最低でも以下の内容をチェックし、整える必要があります。

 ・ 自宅等のインターネット環境は整っているか
 ・ パソコン等デバイスにはセキュリティ対策が施されているか
 ・ 労務管理システムを導入しているか
 ・ コミュニケーションツールは導入しているか

また、オフィスに出社する場合は感染リスクを下げるため、勤務時間や通勤方法も工夫する必要があるでしょう。例えば通勤者数がピークになる時間を避けて出社したり、電車など密になりやすい通勤方法を避けたりする方法があります。

② 業務体制の整備

ニューノーマルな働き方をするなら、テレワークに合わせた業務体制への変更が必要です。出社せずに多くの業務をこなせるよう、最低でも以下に取り組みましょう。

 ・ テレワークに合わせた業務マニュアルを作成する
 ・ 書類をペーパーレス化し、オンラインデータで共有できるようにする
 ・ ITツールやシステムを導入し、定型業務を自動化する
 ・ 就業時間等、テレワークに関するルールを取り決める

③ 人材管理や育成

勤務管理や業務の進捗管理、目標管理や評価などの人材管理については、それぞれの目的に沿ったシステムを導入するのが賢明でしょう。できる限りシステムやツールを利用、業務の効率化を図る必要があります。

これまで対面で行われることが多かった採用活動についても、ニューノーマル時代に合わせていく必要があります。会社説明会や面接、研修などを中心に、オンラインに切り替えていきましょう。

なお、テレワークだと、働く従業員の姿を直に確認できません。従業員同士のコミュニケーションも不足しやすいため、孤独を感じたり、ストレスがたまったりする可能性もあります。そのような状態が続けば精神的に病んだり、離職につながったりする場合もあるでしょう。したがって、未然に従業員の状態を把握する工夫が必要です。
例えばアンケートツールを取り入れ、定期的に従業員のメンタルチェックするのも一つの手です。

ニューノーマルの働き方を後押しする「Circlace®︎

New Normal 5ニューノーマルな働き方をするには、さまざまなITツールやシステムの利用が必須になります。しかし、それぞれの業務に合わせた異なるITツールやシステムを導入すると作業効率が下がったり、21世紀の石油ともいわれている貴重なデータをうまく活用できなかったりすることにもつながります。

したがって、ツールやシステムを導入する際には、1つのプラットフォームにまとめるのが理想といえます。「Circlace」なら、ニューノーマル時代の働き方に必要なツールやシステムをまとめて管理することが可能になります。重要な業務を可視化したり、行動分析から課題点を抽出し、業務効率化を実現したりできるため、ニューノーマルな働き方を後押ししてくれるでしょう。

ニューノーマルな働き方をより推し進めていきたいとお考えの企業様は、ぜひ「Circlace」のご利用をご検討ください。

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