こんにちは。サークレイスのSalesforce運用支援サービス、サポートメンバーのKです。
自分が担当している企業の中で走っている案件(商談)を、担当者として全体把握しておきたい。営業に携わるほとんど全ての方が思うことですよね。Salesforceなら、簡単に「見える化」することができます!
今回は、その「見える化」について(子レコードの最新の日付を親レコードに表示する方法)についてお伝えします。
各商談の最新情報を取引先の画面に表示したい
とある取引先様に対して、いくつもの商談(案件)が走っている、という状況はよくある事だと思います。
進行中の各商談に関する最新情報が どれくらいのあいだ 更新されていないのか、直近で完了した商談の完了日(受注が確定した日) は いつだったのか・・・・・・取引先の画面上で 一度に確認したい!
親レコード(取引先)の情報を子レコード(商談)に表示するには数式項目を使えばいいけれど、その逆はどう設定する?
取引先の画面上で、直近進行している商談の項目が確認できたら便利ですよね!
解決内容
● 取引先と商談
● 主従関係
● 積み上げ集計項目
「積み上げ集計項目」をという機能を使用すれば、「商談」の値を集計して、「取引先」の画面上に表示することができます。
「積み上げ集計項目」機能では、商談の[合計金額]を表示する、商談の[数を集計]する、といったこともできますが、「日付」項目、「日付/時間」項目を使用して、[一番古い日付][一番新しい日付/時間]などが表示できます!
操作パス
- Salesforceの画面右上、歯車のマークをクリックし、[設定]をクリック。
- [オブジェクトマネージャ]タブをクリック
- 「取引先」をクリック
※「クイック検索」というボックスに “取引先” と手入力すると、最もクイックに「取引先」にアクセスできます。 - 画面左部分の[項目とリレーション]をクリック
- [新規]をクリックして、データ型「積み上げ集計」を選択し、新しい 集計項目を作成していきます。
積み上げ集計項目 作成後のイメージはこのようになります。
「積み上げ集計項目」機能を使って「商談」の項目を「集計」した結果は、「主オブジェクト」である「取引先」の画面にこのように表示されます。
プロセスビルダーやワークフローなどと組み合わせれば、積み上げ集計項目の値をキーにして、商談の他の項目を表示させることもできます。
「積み上げ」に類似する集計方法だけでも、弊社サイト内にたくさんの過去記事がございます。ぜひご参照ください。
最後に
「設定で長時間悩んでしまう」「効果的に利用できているのかわからない」「運用を任せられる人がいない」など、Salesforceをうまく活用できていないと感じることはありませんか?
サークレイス社のSalesforce運用保守サービスは、日々のメンテナンスやカスタマイズを力強くサポート。
Salesforce認定アドミニストレーターが、ちょっとしたお問い合わせ対応から運用を丸ごと任せたいというご要望まで、幅広くお応えいたします。
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