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【カスタマーサクセス】コンサルタント未経験からの成長。積極的な学びから、自分の道を切り拓く。

 2021.11.12 Saito

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セールスフォース・ドットコム社が提供する、BtoBに特化したマーケティングオートメーションツール「Pardot(パードット)」を利用中のお客様企業を支援する越川 さん。IT業界未経験で入社しましたが、研修で基礎を学んでいき、現在はお客様先のプロジェクトで活躍されています。

今回は、そんな越川さんに、SalesforceやPardotに携わる魅力や、コロナ禍のリモートワークによる変化、仕事のやりがいやこれからの話について話をお聞きしました。



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Koshikawa
2019年1月入社
Customer Support事業部 Customer Success Consultant

前職は会計事務所で会計事務 サークレイスが2社目。入社後、情報通信業のお客様先のSales CloudやPardotの運用・改修に携わる

■Salesforce取得資格
Salesforce認定アドミニストレーター
Salesforce認定 Platformアプリケーションビルダー
Salesforce認定 Pardot スペシャリスト
Salesforce認定 Sales Cloud コンサルタント
Salesforce認定 Pardot コンサルタント
Salesforce 認定 Tableau CRM and Einstein Discovery コンサルタント

入社のきっかけはSalesforce
充実した研修で一歩一歩成長していく


まずは、越川さんのサークレイスに入社する前のプロフィールを教えてください。

私は商業高校出身で、普通科の勉強よりもパソコンなどに特化した授業の方が楽しいと思っていました。Excelや表計算も得意だったので、卒業後は地元千葉県の税理士事務所に入社しました。
お客様企業を訪ねて会計情報を見せていただき会計処理をする業務を3年ほど行った後、東京本社に呼んでいただき社内経理を1年経験しています。

転職のきっかけや転職活動についても教えていただけますか?

会計事務の仕事は好きだったのですが、商業高校時代に学んだパソコンのスキルを活かせる仕事もやってみたら楽しいかな、と思い転職を考えたのです。そして転職活動を始めて、何社か受けた中の1つがサークレイス(当時はパソナテキーラ)でした。

ここにしようと思ったきっかけは、Salesforceが大きかったですね。ノンプログラミングでコードを書かなくても、いろいろな機能を設定できる点に惹かれました。

実際に入社してみていかがでしたか?

入社後は充実した研修があったので、一歩一歩理解しながら進めました。
また、意外だったのが、IT業界なので男性ばかりの職場なのではと思っていたら、入社した今の部署は女性も多く活躍していたこと。業務のことはもちろん、個人的な相談も気軽にできる環境が整っていて、とても仕事がしやすいなと感じました。

周りの先輩を見渡すと、仕事も私生活も充実している雰囲気が伝わってきて、長期的に働きやすい会社だと私自身も感じました。というのも、同業のIT関連企業に勤める友達は残業が大変だと言っている中、私は比較的調整のしやすい環境だったので、その分、勉強やプライベートの時間も作れて恵まれているなと思っています。

「新たな知識を学べる瞬間が嬉しい!」そんな気持ちになれる仕事

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サークレイスに入社してからはどんな仕事を経験されたのでしょうか?

まず、お客様のプロジェクトに入る前に、基本的な業務知識を本社の研修で学びました。Salesforceの設定周りは初めてのことばかりではじめは戸惑いましたが、同期社員もいる2ヶ月の研修の中で、お互いに相談したり励ましあったり、私個人で自習もしていくうちに理解が深まり次第に自信もついていきました。

そして、いよいよお客様のプロジェクト先へ。私の場合はすでに1名サークレイスの先輩が入っているところに追加という形で参画したので、その方から徐々に引き継ぎをしながらプロジェクトを進めていきました。わからないところは先輩から丁寧にフィードバックをいただいたので、Salesforce初心者の私でもすごく安心して業務にあたれたことを覚えています。

その先輩はお客様からとても頼りにされていて、私ができる業務から回していただいたり、雰囲気も和気あいあいとした感じで何でも相談できる環境だったのが大きかったですね。

そのプロジェクトを通じて、越川さんが成長を感じた瞬間はどんな場面でしょうか?

Pardotの移行作業を経験した時ですね。Pardotとは、セールスフォース・ドットコム社が提供する、BtoBに特化したマーケティングオートメーションツールです。 Sales Cloudとシームレスな連携で、営業活動や商談までを可視化したマーケティング施策が可能となります。

この時のプロジェクトでは、2つの組織を1つにまとめる際のシステム関連の作業を外部のベンダーさんと一緒に進める上で、私がプロジェクトの指揮をとってやらせてもらいました。まだ入社2年半くらいの頃だったのではじめは緊張したのが正直なところです。
とはいえ、Pardotの資格を取得していたので基礎知識はあり、先輩も「わからないことがあれば相談してね」という形でサポートいただいたので、ベンダーとの調整やSalesforceに問い合わなどもしながらなんとか問題なく完了し、自分にできることの幅が広がり成長できたかなと感じましたね。

越川さんにとって、この仕事に関わる上で嬉しいと感じるのはどんなときですか?

Salesforceの設定は、「この機能を使えばできるんだろうなと」頭の中でざっくりは構想できるのですが、想定通りに機能が使えなかったりすることもあります。そのときは、「おっ、使えなかったか……」となりますが、自分で情報を調べて使えるようになると「なるほどな」と知識が広がった感じがして楽しいんです。

私としては、このように新たな知識を学べた瞬間が嬉しいのですが、一番はお客様から「すぐに設定してくれてありがとう」「使いやすいです」「この機能あると便利だと思っていたんです」と言っていただくとやりがいを感じます。

逆に今まで大変だったことはありましたか?

大変だったのは、私がプロジェクトに入る前にいた先輩が異動になったときですね。とてもお客様から頼りにされていた方だったので、その際は、お客様に不安を感じさせないかなと心配でした。

SalesforceのユーザーインターフェースをClassic環境からLightningへ移行するプロジェクトが進んでいたため、引継ぎを行い、統合した先のシステムの方と協働して一緒に進めました。
「お客様先からは信頼されているから問題ない。大丈夫だよ。」と先輩からアドバイスをもらい、今となってはその言葉があったらからこそ良い仕事ができたのかなと思っています。

大切なのはお客様とコミュ二ケーションをとること

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普段の仕事で工夫している点はありますか?

お客様からは何でも相談があります。SalesforceやPardotの基本的な設定だったり、「こういうことをやりたいんだけどSalesforceで実装できるのかな?」と質問をいただいたり、あとは他の機能にぶつからないか、運用的にこの機能を入れるべきか否か……と、私が判断することも多いのです。

そのために大事なのが、コミュニケーション。
技術に関わる仕事ですが、意外とコミュニケーションをとるシチュエーションが多く、お客様企業の外部のメンバーとして入るので、コミュニケーションを密にとらないと私が何をやっているか伝わりづらいのです。
常に私がどういうことをしているかわかるようにしたいと思っているので、コロナ禍のテレワーク中はチャットツールでこまめに連絡をとって「現在の進捗は●●です」と、報告したり「この辺で終わりそうなので、このくらいで確認お願いします」と細かいやりとりをしていました。

私のお客様先はコロナ禍でチャットツールのやりとりに移行する形になり、それまでは会議室で毎週集まっていたのが、テレワークとなり、むしろチャットツールで何でも連絡とってやれるようになりました。以前はなかなか時間を取れなかった方ともすぐに連絡が取れるようになったと感じています。

越川さんは資格の取得も積極的にされていますね。

Salesforce認定アドミニストレーターの資格は、カスタマーサクセスコンサルタント全員が入社後2、3ヶ月の研修で取得してからお客様先に出るのがサークレイスの特徴ですね。

私の場合、Pardotの資格もお客様先で必要だったので、プロジェクトに入ってから取りました。マーケティング要素が強く、実務を通じて、こういうことをしたいからこういう機能があるんだと頭の中でつながりやすくなりました。

Pardotの資格を社内で取得している人はどのくらいいるのでしょうか?

私が社内初ではありませんが、まだ少ないと思います。営業部の部署に入ったときに、マーケティングの部署も一緒であったことから、SalesCloudよりPardotを一番初めに頑張ってほしいと言われたのです。

さらに、Pardotの設定を担当していた方々が、私が入ることで1か月くらいで抜けることになっていたので、プロジェクトに入った瞬間からPardotの画面を初めて見て必死にメモをとりながら覚えていくという感じでした。

そのため、初めのころは先輩にだいぶ助けてもらってなんとか覚え、自分でも夜の時間帯に勉強していきました。仕事をした後にプラスで勉強するのは大変なので、自分の中で切り替えができるように心がけていましたが、このような形で技術を習得して今に至ります。

Pardotスペシャリストの資格をはじめてプロジェクトにはいった際に取得しましたが、その後、上位資格のPardotコンサルタントにチャレンジして、こちらも無事合格しました。これからも新しいことを学んで、もっと上を目指したいと思っています。

風通しの良い社風と人間関係の良さが、挑戦を後押ししてくれる

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サークレイスに興味を持っている方にメッセージはありますか?

1つは、何かあれば先輩に気軽に聞ける環境が整っていること。外に出る仕事なので、本社とは物理的な距離が生まれるときもありますが、情報共有が盛んなので、独りぼっちという孤独感に浸ることなく仕事ができます。

あと、サークレイスはコロナ禍になってもオンライン勉強会が社内で頻繁に行われている方なのかなとも思っています。私の部署では月一回帰社日(現在はオンライン開催)があり、全体発表や報告が終わった後に意見交換会があるので、他社での運用方法のシェアや、先輩がどういう風に勉強してきたかをフィードバックしてくれることが学びになります。
情報は自分から取りに行ける環境だと思うので、本人の前向きな姿勢があれば道が拓けるはずです。

最後に越川さんご自身は、今後どうしていきたいかビジョンがあれば教えてください。

キャリアの面では、私は入社して3年9ヶ月くらい経験を積んできたので、今後は自分より後から入ってきたメンバーにも情報を共有したり相談に乗れる立場になれたらいいなと思っています。

また、サークレイスは資格を取ろうと思えばチャレンジできる環境が整備されているので、私は次にSalesforceの上級アドミニストレーターの資格を取得したいと思っています。

越川さんのお話をお聞きし、人間関係に恵まれた環境があることが伝わってきました。本日はありがとうございました!

 

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