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【プロダクトマネージャー】新しいチャレンジを歓迎するカルチャーを大事にしたい。AGAVE開発部 部長が掲げる展望とは

 2022.08.26 hirao

AGAVEは発展途上の自社プロダクトで、一人ひとりが挑戦者として関われる余白は大きい。エンジニアとして人の生活を良くしたいと思っている人に来てほしい」と語るのは、立ち上げ期からAGAVEの開発に携わっている佐藤さん。
2015年に入社し、現在は開発部 部長、プロダクトマネージャーとして、AGAVEのさらなる成長を牽引しています。

今回は、そんな佐藤さんにAGAVEの開発のやりがいや面白さ、チームで活躍できる人の特徴などをお聞きしました。



DSC02412 (1)-1AGAVE開発部 部⾧/プロダクトマネージャー

佐藤
Salesforceの導入を行う外資系コンサルティング会社で勤務したのち、2015年に知人の紹介を経てサークレイスに入社。現在は、海外人事労務に特化したSaaSサービス「AGAVE」の開発部 部⾧、プロダクトマネージャーを担当。

ダイレクトにお客様の声が届くのがやりがい

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SaaS製品「AGAVE」の概要について教えてください。
AGAVEは、2016年にサークレイス(旧パソナテキーラ)がリリースした海外人事労務に特化したSaaS製品です。

海外人事の煩雑な業務を一元管理・見える化するプラットフォームとして海外進出している50グループ企業、世界60ヵ国の海外拠点で導入いただいています(インタビュー時2022年7月現在)。

駐在員を担当する海外人事は、経費申請や給与計算など通常の人事業務に加えて、航空券の予約、パスポート取得、ビザ申請、帯同家族の情報管理、健康診断や予防接種の申し込みなど業務が多岐にわたります。
AGAVEは、これらの海外駐在員管理に必要な業務の申請・承認・閲覧などをWeb上で一括して行える機能を備えています。

また、引越し業者やビザ申請代行業者など、さまざまな外部の委託業者とコミュニケーションを行う必要がある業務も存在します。そこで我々は、委託業者にもAGAVEに直接アクセスできるよう、一部権限を解放する仕組みにしています。こうすることで、委託業者、駐在員、管理者の3者間でスムーズに情報共有できるようになりますし、一気通貫での対応が可能となります。

海外人事はそれぞれの国で慣習やルールが違うので、「AGAVE」を導入することで安心感も得られそうですね。
そうなんです。海外となると組織構造や就業規則も違い、現地の駐在向けに合わせて対応しないといけないので、いわゆる一般的な人事系のクラウド製品・サービスだと難しいことが多いのです。

例えば、コロナ禍の影響で各国の出入国審査の条件が大きく変わったので、駐在員からPCR検査を受けたか受けていないかなどをメールで受信しExcelで管理していたらとても工数がかかったと思います。しかし、全部AGAVEに申請いただければ一瞬で閲覧でき、各国の状況においてもスピーディーに対応できるようになります。

こういった背景からも、海外人事に特化した専業クラウドサービスを作ったという背景があるので、海外人事の方にも駐在員方にも安心して使っていただけると嬉しいですね。

佐藤さんの業務内容を教えてください。
AGAVEの立ち上げから開発に携わり、現在は開発部の部⾧とプロダクトマネージャーを担当しています。
具体的には、導入から運用までのプロセスで、ユーザーが抱えている課題の把握と課題解決の方法の企画・検討、開発業務の舵取りや進行などを担っています。

AGAVEの製品開発のやりがいは、どんなところにありますか?
やはり、AGAVEが自社製品ということもあり、自分たちが描く世界観やビジョンを製品に反映できるところが魅力です。
その分大変さもありますが、ユーザーの方から「AGAVEを導入して、業務がとてもラクになりました」と直接声をもらえると、頑張って良かったなと実感しますね。

先ほども話したように海外の駐在員の方や人事の方に関わる業務はものすごく煩雑で大変で。それを少しでもAGAVEによって解消できるなら、これほどのやりがいはないかなと思います。

失敗を恐れずに何度でもチャレンジできる組織

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AGAVEの開発チームの特色やカルチャーについて教えてください。
大きい会社だと、分業制で自分の業務範囲は限定的になることが多いですが、サークレイスは上場企業とはいえまだまだ小さな会社なので、手を挙げればさまざまな業務にチャレンジできます。

そのなかでも、AGAVEの開発部はよりスタートアップ気質が強いかもしれません。それこそ、AGAVE開発部を1つのスタートアップ会社に見立てて、事業ステージや、売上、資金繰りなどをシミュレーションして、自分たちが今やるべきことは何か?という会話はよくします。

製品開発で大切にしていることはありますか?
大切にしているポイントは大きく2つあります。
1つが勘や感覚ではなく、理論や基本を大切にしながら開発をしている点です。行き当たりばったりで開発をしていたり、勘や感覚で開発をしていたりする組織では成果やスキルアップも期待できません。上長の古い成功体験から作られたような俺流のやり方にならないように気を付けています。

私たちは、可能な限り教科書的なプロダクト開発を目指しているので、チームに所属するメンバーはどこでも通用するような開発スキルが身に付き、ひいては市場価値の高いエンジニアとしての成長につながると考えています。チーム全員でカンファレンスに参加して、自分たちのやりかたの答え合わせや自分たちのレベルを確認することも定期的に実施しています。

もう1つが、メンバーが失敗を恐れずにチャレンジできる環境の整備です。当社では、1週間や2週間など短いスプリント(期間)でプロジェクトを区切り開発する「スクラム開発」を採用しています。この方法だと、万が一失敗したとしても軌道修正がしやすいため、メンバーは積極的にアクションを起こすことができます。また、実行→振り返りを何度も繰り返すため、失敗を次のスプリントに活かすことができます。

失敗を恐れてしまうと、「もっとこうだったら良いのに」「こういった挑戦をしたい」という考えも発信しにくいし、アクションも起こしにくいですよね。
そうですね。私はラグビーが好きなんですけど、元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんが「私たちは失敗から学ぶのです。ミスするから上達するのです」って言っていて凄く共感しました。失敗を恐れずにチャレンジできる環境が、大きな成果や成長を生むと考えています。

だからこそ、チームとしては失敗してもダメージが小さくて、失敗からの学びを最大化できるようにプロセスをデザインすることが大事なんですよね。
人に投資し、チームの成果につなげていく。そして、人も事業もハッピーになるのがあるべき姿だと思うんですよね。

佐藤さん自身は、働く環境についてどう考えていますか?
サークレイスはすごく働きやすい職場だと思います。出社かリモートワークにするかの判断も、論理的な理由に基づいて決めているように感じますね。

例えば、「AとBの絵が違う」みたいな間違い探しゲームをするなら、1人より100人の方が効率的ですよね。でも、なにか物事を判断しないといけない場合は、少人数の方が良いかもしれません。「チームが成果を出すにはどういった選択を取るのがベストか」みたいなことを追求するチームなので、納得感を持って働けると思います。

佐藤さんは、子育てしながら働いていますよね。仕事×育児の観点ではどうですか。
とても働きやすいと思いますね。つい最近、子供が体調を崩してしまって。午前中にいつもと違う病児保育に預ける必要があって、ミーティングの時間を変更してもらいました。
フルリモートなので、そういった臨機応変な対応ができるのはとても助かります。

今後の海外人事市場を牽引するサービスに!向上心が高い方にはピッタリの職場

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佐藤さんからみて、どのような志向や心構えを持っている方がAGAVEの開発部にマッチすると思いますか?
AGAVEは少人数で開発をしているため、さまざまな業務に柔軟に対応できるシニアエンジニアの方が望ましいです。
ただし、そこまで開発スキルがなくても、今後エンジニアとして成長したい熱意がある人、製品を通して人の生活を変えたい、世の中を良くしたいというモチベーションがある人なら歓迎です。

また、チームのメンバーやお客様とコミュニケーションを取りながらプロダクトを改善することに重きをおいているので、人と接する機会が多くなります。人とコミュニケーションをとるのが苦手な方には少し難しい業務もあるかもしれません。

最後にサークレイス、AGAVEに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
現在、AGAVEの市場シェアは業界標準と言われるようになる少し前の局面にいます。今後は新しい機能を実装したり、業務提携が増えたりと、これからおもしろい展開が待っています。

AGAVEはまだ発展途上のプロダクトで、絶えずニーズが変化するからこそ、自分が関われる余白は大きいです。もっとエンジニアとして成長したい、チャレンジしたい意欲を持っている方にはピッタリの環境だと思います。

ぜひ、入社して一緒に次のステージを目指しましょう。

 

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