オンライントレーニングで認定アドミニストレーター資格を取得してみた

 2021.05.06 customer_success

こんにちは、新人アドミニストレータのKです。

今回は弊社でも開催しておりますオンライントレーニング「Salesforce管理前編後編)」のレビューをもとに、「オンライントレーニングで認定アドミニストレーター資格を取得してみた」というテーマで、私が資格取得までに行ったことなどをご紹介したいと思います。

テレワークが新しい生活の一部となり、弊社でも20202月より新入社員の研修や、一般向けのトレーニングがオンラインで行われています。

 これからオンライントレーニングの受講を考えている方の中には、いくつか疑問を持つ方もいることでしょう。

  • オンライントレーニングは、パソコンが1台あれば受けられるの?
  • 対面式のトレーニングと比べて何がちがうの?
  • 資格取得に向けてどんな点に気をつければいいの?

 こうした疑問が少しでも解消できれば幸いです。

オンラインコースと対面コースの違い


対面式のSalesforce管理の様子についてはこちらをご覧ください。

「基本機能が習得できる「Salesforce管理」のご紹介

上の記事と比較して、私が感じる限り、トレーニングの概要はオンラインとほぼ同じです。

では何が違うのか。私がオンライントレーニングを受講する中で、大きく違う点だと感じたことが2つあります。1つ目は「環境」です。

1.環境が大きく異なる

  • 自宅のネット環境を使うことになります。
  • 受講スタイルによってはモニターが必要です。
  • 対面式以上に自己管理に注意しなければなりません。

テレビ電話の利用は、最近ではかなり多くなってきたと思いますが、ほぼ1日中テレビ電話状態がつづき、数日にわたり情報を受動的に受け続ける環境を過ごした経験は、なかなかないと思います。

言われてみれば当たり前ではあるのですが、パソコン以外の機材やネット環境は、すべて自分の持ち物で対応する必要があります。

私が特に必要性を感じたものはモニターです。トレーニングを受講する中で、実際にSalesforceの機能に触れながら課題を実施する場面がありますが、講師がデモンストレーションを実施することもあるため、そのデモ画面を見ながら自分もパソコン上で作業をしたい場合は、どうしても画面が2つ必要になります。

受講中に講師の操作を見るだけにとどめるなら、私は1画面でも問題はないと思います。

オンライントレーニングということもあり、受講スタイルを自分でカスタマイズできるという利点の一方で、長丁場となるトレーニングでいかに集中力を保たせるかなどの自己管理にも気を付ける必要があります。

2.コミュニケーションが限定される

2つ目に違うことは、「コミュニケーション」です。

  • 連絡手段がシンプルになる分、温度差を感じる場合があります。
  • オンラインの特性から受動的になるため、積極性が必要です。
  • 受講スタイルの自由度が格段に上がります。

テレビ電話の使用経験があれば想像がつきやすいと思いますが、オンライントレーニングでは講師のみが音声を伴う発言をしており、受講者側のマイクとカメラはオフの状態です。

そのため音声と画面から受ける情報という意味では、完全な受け身の状態となります。

人によってはマイナスの面にとらえられる方もいるかもしれませんが、私はこの点はむしろプラスの面だと思っています。

講師の方々の説明はわかりやすく、こちらの理解を助けるような工夫もあるので、トレーニングの内容自体には対面式と大きな違いはありません。

受講者側のマイクとカメラがオフの状態なので、受講スタイルも講師やほかの受講者には見られないので授業態度を気にする必要もありません(笑)

こうした違いがある中、当然ではありますが、受講後の勉強量は対面式でもオンラインでも変わることはありません。

覚えることがたくさんあるので大変ではありましたが、リモートワーク形式なので、通勤で帰宅後は疲れてしまって復習ができない……ということはありませんでした。

少しだけ早く起きて過去問題を解く時間に当てることもできました。

このことから、私個人はオンライントレーニングで受講できてよかったと思っています。

資格取得までに苦労した点

ここで私が皆さんに1番伝えたいことは、「Salesforce管理を受講したからと言って必ずしも資格試験に合格できるわけではない」ということです。

しかし、私が資格取得に苦労をしたのは、オンライントレーニングだったから、私がSalesforce初心者だったから、というわけではないと思っています。

先ほどもお伝えした通り、「環境」と「コミュニケーション」が対面式とオンラインの大きな違いです。

ここでオンライン対応に対して苦手意識がある人は不安になると思いますが、私は「コミュニケーション」の面はむしろ利点として受け止めていました。私自身を例とするなら、仮に対面式で受講していたとしても私が勉強方法に悩むという事実は覆らなかったことでしょう。

むしろ、トレーニング会場へ向かうための通勤時間等を考えるとオンライントレーニングのほうがはるかに時間的な余裕があったはずです。

では、どうすればこの苦悩の時間を省略することができたのでしょうか。

私の場合は、もっと早い段階から「勉強法の模索」をするべきでした。

実際の認定アドミニストレーター資格試験は選択式で出題されますが、用語や機能の意味を選択肢から選ぶような単純な暗記テストだけでなく、用語や機能の意味の理解を前提とした、問題文に対して、正解となる文章を選択肢から選択するシチュエーション問題が含まれています。

いざ勉強を始めみないと、この点は伝わりにくいですが、シチュエーション問題への対策は、用語、機能、操作方法すべてを網羅している必要があります。

(噂によれば)出題はランダムでSalesforceが年3回の更新がある関係で、出題範囲や傾向が変わってしまうことがあります、そのため公式の問題集もありません。

つまり、自分の力だけで試験範囲に対して山を張ることは、ほぼ不可能です。

ですが、Salesforceの資格試験では「受験ガイド」で、問題の出題率が公式で定められています(こちらも更新ごとに変更になる場合があります)。

これを無視して、全ての試験範囲をまんべんなく勉強しようとすると、私のような苦労をしてしまうことになります。

では、どのようにして私はこの状況から脱することができたのでしょうか。

 資格試験に有効な勉強法とは?

Salesforceの資格試験では親切なことに、「受験ガイド」の中で、出題範囲と出題率が記載されています。

私はまず、この受験ガイドを読み直しました。トレーニング受講前にも「受験ガイド」の確認はしていたのですが、どこか見落としや気付きがないかを確認するために、ノートに書き写しました。

また、運がいいことに、私は試験当日までに認定アドミニストレーター資格試験対策のウェビナーを受けることができました(私が受講した時には1日かけてのウェビナーでした)。

ウェビナーの詳細についてはこちらをご覧ください。

この時、出題率の高い項目を中心に講師の方から解説があるのですが、すべて手書きでノートを取りました。

↓こちらが実際に試験対策ウェビナー受講時に取ったノートです。

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Salesforce管理Ⅰ受講後であったこともあり、より理解を深めることができたと思います。

私の同期の中にはTrailheadをうまく活用して勉強を進めていた人もいましたが、私の場合は、ノートづくりがメインでした。

勉強し始めたころは、用語や機能などの基礎的な理解が乏しく、問題文を理解できるだけの「読解力」が備わっていませんでした。同じ日本語のはずなのに問題文を理解できなかった時の衝撃が、私にとってはあまりにも強烈だったので、とにかく用語や機能の説明を理解するためにノートづくりに専念しました。

試験対策のウェビナーで取ったメモは情報が混雑していたので、整理のためにきれいに作り直したノートを試験直前までお守り代わりに見ていました。

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 まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上のことを行った結果、私は認定アドミニストレーター資格試験に合格することができました。

ここであげてきたものは、あくまで私自身の体験談に基づいた勉強法なので、すべての人に当てはまる方法ではありませんが、誰にでも必ず理解しやすい方法があります。

私は、受講したトレーニングが対面式かオンラインかによって、資格の取得率は変動しないと考えています。トレーニングが対面式かオンラインかによって、講座の内容や講師のクオリティが変わることはありません。

たしかに、自分である程度の「環境」を整える必要があり、「コミュニケーション」方法をある程度妥協しなくてはならない場合もありますが、いずれも準備と工夫で変えることができます。

これからオンライントレーニングの受講を考えている方、勉強方法に不安を感じている方にとって、少しでも参考になれば幸いです!

※執筆者が当コース受講当時においては、オンライントレーニングはcisco社のwebexを用いて提供されています。

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