こんにちは。Salesforce運用支援サービス「Customer Service for Salesforce –Remote Service–(旧AGORA)」のサポート担当Miyashitaです。
主従関係の積み上げ集計項目って、従レコード側の件数や金額を簡単に親レコード側で集計できて便利ですよね。でも「参照関係だけど積み上げ集計したい」っていうこと、ありませんか?
トリガーを利用した設定については、以前ブログでご案内していました。(参照関係(Lookup)項目のコードレス積み上げ集計)
今回は、標準機能だけで設定しちゃいます!
子の金額合計を親に集計したい
子レコードに「金額(通貨項目)」があって、その「合計金額」を親レコード側に集計したい場合を考えます。
※この画面 ↑ はSummer'19でベータ版リリースされた「フルレコードビュー」です。 関連リストがClassicみたいに1つの画面内に表示されて、これはこれで見やすいかも。
レポートで見てみよう!
親レコードの詳細画面に項目として表示させなくても、レポートで見られればいいよ、という場合はレポートの「グループ化」機能で実現できます。
↑ このようにグループ化 設定すると、子レコードの「金額」を親レコードごとに集計できて、次のようなレポートが作れます。
ちなみに、この「件数」は別途 数式項目を作成して対応しています。レポート機能の「行数」表示を使うと、子レコードがない場合でも「1件」とカウントされちゃうので、要注意です。
やっぱり項目で表示したい
やっぱり親レコードの詳細画面に項目として「合計」を表示したい、という場合、そんな時は自動化機能で対応します。
たとえば、親レコードの「更新」項目にチェックが入ったら、子レコードの件数と金額を項目自動更新するよう、「フロー」と「プロセスビルダー」を組み合わせて設定します。
実装したフローは以下のような感じです。
最後に
「設定で長時間悩んでしまう」「効果的に利用できているのかわからない」「運用を任せられる人がいない」など、Salesforceをうまく活用できていないと感じることはありませんか?
サークレイスの運用保守サービスは、日々のSalesforce運用を力強くサポート。
Salesforce認定アドミニストレーターが、ちょっとしたお問い合わせ対応から運用を丸ごと任せたいというご要望まで、幅広くお応えいたします。詳しくは以下の特設ページをご覧ください。
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