こんにちは。新入社員研修、スキルイネーブルメントを担当しているTです。最近何かと話題に上がり、気になっていたPardot。
実業務では今のところ利用予定はありませんでしたが、どんな製品なのか、何が出来るのか興味があり勉強してみたいと思いました。
認定コースを受ける時間も無かったので、合間に時間を見つけて勉強できないか考えてみました。
せっかく勉強するならついでに資格も目指しちゃおう!
資格を取りたいけど、このご時世試なので、どうせならオンライン受験してみよう!
ということでPardotスペシャリストを独学&オンラインでチャレンジしてみました。 その過程で気付いたことなどがありましたので備忘録も兼ねて共有したいと思います。
Pardotスペシャリストのための勉強方法
まずはマーケティングについて学ぼう
マーケティングについてほぼ知識がなかった為、すでにPardotコンサルタントを取得している方からのアドバイスで「マーケティングを知るべき」とのこと。
ということでGoogleが提供するデジタルワークショップ「デジタル マーケティングの基礎」を受講しました。
Googleデジタルワークショップ「デジタル マーケティングの基礎」
※受講し合格するとIAB(Interactive Advertising Bureau)の認定証が取得できます
マーケティング担当者が日々何を考えているのか、デジタルマーケティングとは何かを理解するためにも「デジタル マーケティングの基礎」は重要であると感じました。
Pardotについての理解を深める
次にPardotについて本格的な勉強を進めるためTrailheadの
【公式】認定 Pardot スペシャリスト 対策 Trailmix を実施しました。
上記Trailmixについては、モジュールが半分、ヘルプへのリンクが半分くらいでほとんどの時間はヘルプを見る時間が多かったように思います。
※Helpの隅に書いていることが実際の試験問題で沢山出てくるので非常に重要です
また試験でもマーケティング用語なのかPardot用語なのかについて、事前知識がないと非常に混乱するので 、Pardot用語とマーケティング用語の理解はしっかり理解しておくべきだと思いました。
個人的に勉強でも試験でも苦労したのが
- 完了アクションとアクションの違い
- PARDOT フォーム、フォームハンドラー、ランディングページ
- ENGAGEMENT STUDIO の条件が変わった場合の動作仕様
については、苦手で何度もTrailheadやヘルプで勉強しました。
Pardotのデモ組織取得
パートナー向けPardot体感ハンズオンが開催されている!という情報を聞きつけ早速参加しました。
デモ組織の取得方法や設定ガイド等の資料を入手できました。 自己学習を進めるために学習用デモ組織は必須ですし、非常にわかりやすい内容でした。
※ただしこのデモ組織は様々な制限がある為、本当にPardotの操作感を確認するような形です
操作感はSalesforce に似た感じなので 思ったより理解し易かったです。 ただPardot運用前に、実際はWebサイトへのトラッキングコード埋め込みやフォーム作成などの構築作業があり、初めてPardotが運用されるので、そういったイメージも膨らませながら勉強しました。
Pardot試験問題対策
Web上にあるPardot試験対策問題の検索を行いPardot試験対策系をいろいろ実施してみました。
Quizgenerator
Qiita
Salesforce 一番星
上記サイトはPardot以外のSalesforce 関連資格でもよくお世話になっております。
ただしPardotのバージョンアップにより仕様が変わったりする可能性や、解答がそもそも正しいかどうかもあるので解答をすべて鵜呑みにすることはないようにしてください。
Pardotスペシャリスト オンライン受験準備
では勉強も進んできたので早速webassessorから初めてのオンライン受験を申し込みます。
オンライン受験についてのPDFマニュアルがあるので読み込みます。
初めてオンライン受験の申込を進めていくと、オンサイト受験とは色々事情が変わることがわかってきましたので2点ほど個人的に重要だと思った点がありました。
オンライン受験申込で気を付ける事
①早めの申込
まず驚いたのが選択可能な時間帯です。
来週の午後に受験したいと考えていましたが空いている時間が「AM0:00、AM1:15、AM3:30・・・」と、受験日が近いとほぼ深夜~早朝しか空いていませんでした。
AM9:00~PM18:00くらいの時間は2,3週間くらい先でないと空いていませんでした。(時期によるかもしれませんが)
申し込みを行うとwebassessorにSentinel(センチネル)インストールというボタンが出てきますので次に進みます。
②オンライン試験用環境の準備
Sentinel(センチネル)というのはオンライン受験用のソフトで、PCにインストールする必要があります。
上記ソフトを起動させオンライン試験を受けるのですが
- セキュリティソフトやファイアウォールを無効にする必要あり(ソフトが動作せず中断される可能性)
- VPN禁止
ということで会社からの貸与PCではよろしくないと思い、自身のプライベートPCで試験用環境を準備しました。
次にSentinel(センチネル)からバイオメトリック登録を行います。
これは本人確認のために受験前に顔写真の登録を行うものになります。 こちらは眼鏡をはずして登録してください、ということでした。
私は目が悪いので、バイオメトリックの登録手順のPDFも眼鏡をかけながら見ていたのですが、手順を進めていたらいつの間にか写真を撮られていて、再度取り直しができませんでした。
「眼鏡かけたまま写真とられた・・・」と思い、すぐにKryterion サポートページへアクセスしました。 チャットで問合せすると対応者は外国人の方でした。 日本語で対応可能か聞くと「OK」ということで、日本語でチャットを打ち込みます。 返答のメッセージはすべて英語でした。
確認した結果、眼鏡かけたままの写真でしたがOKだったようです。
一安心・・・
Pardotスペシャリスト オンライン受験当日
試験当日の時間を迎えました。
しっかりオンライン受験についてのPDFマニュアルも読み込みセンチネルを起動させ、いざ受験!
マニュアルには「試験中に眼鏡を装着している場合メッセージがある」と書いていたのでいつメッセージがあるのかと思っていたら1問目の問題を読み込んでいると突如メッセージが表示されました。
ということで眼鏡をはずしてカメラへ数十秒、自分の顔が映るようにしました。
Exam Continue を押下し、1問目解くぞー!
と思った瞬間「Exam,Paused」「Kryterion サポートページへ問い合わせてください」
というメッセージが流れ、私の頭は混乱しました?!?!
Kryterion サポートページへ問い合わせると、Salesforce サポートに問い合わせしてくださいとの返答でした。 Salesforceサポートへケースを起票し担当者からの連絡を待ちます。 Salesforce サポートからメールが届いたので内容を確認しました。
「アカウントを確認したところ、眼鏡を着用されていたので、眼鏡チェックのため試験が一時停止しました。
試験再開時、眼鏡チェックのアラートが表示されると思いますので、その際は一旦眼鏡を外して頂き5秒ほどカメラに眼鏡を見せてください。」
見せるべきは顔ではなく眼鏡だったんですね・・・
マニュアルもよくよく確認したところ
「一度眼鏡を外して、カメラに鮮明に映るよう眼鏡の正面と左右を数秒間ずつご提示ください。」
と書いてありました。
本人確認のために「眼鏡をはずして顔を見せる」という文化の中で生きてきたため、大きな勘違いをしておりました(私だけでしょうか・・)。マニュアルは皆さんきちんと読みましょう!
その後試験についてはリスケしてもらいましたが動揺してしまい66点くらいで不合格でした。(Pardotは合格72点以上)
その後、これまでの反省点を活かし、2回目はなんとか合格できました!!
Pardot認定(Pardot 基礎(PDX101))コースを受けずとも、無料ウェビナー、Trailhead、試験対策問題、ヘルプの読み込み等で独学でも合格することができ、ほっと一安心でした。
ただし独学で学んだ分、自分の認識が間違っていた部分があるのではないかと非常に不安な部分もあります。現に「PARDOT フォーム、フォームハンドラー、ランディングページ」についての結果がよろしくなく、再度認識を正すべく勉強し直しました。
またオンライン受験については色々大変でしたが、一度環境さえきちんと準備できれば、自分の好きな時間、環境で受験できますし、移動にかかる時間、準備なども考えるとかなり気楽に受けられると思います。
ただし眼鏡をかけている人だけは注意です。
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