Salesforceログイン状況を日次で把握する方法
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こんにちは。Salesforce運用支援サービス「Customer Service for Salesforce –Remote Service–(旧AGORA)」のサポート担当 Miyazakiです。
Salesforceを導入したばかりの組織では、 社内のユーザがSalesforceにどれだけログインし利用されているか、管理者としては とても気になるもの。ログイン率は、定着度合いを図る上で非常に重要な指標です。
「日次のログイン状況を随時知りたい!」そんなときはユーザログインレポートを作成します。
ユーザログインレポートを作ってみよう
手順はこちら。
- 新規レポート作成ボタンをクリックし、レポートタイプ「ユーザ」を選択します。
※「ユーザ」は、分類「管理レポート」に あらかじめ格納されています。 - [ログイン日]と、ユーザを判別するための項目(今回は[姓])をレポートに表示します。
- [姓]を[行]でグループ化、[ログイン日]を[列]でグループ化します。
出来上がりはこんな感じになりました。
う~ん。何だかちょっと違う……。
1日に何回もログインしているユーザは、そのログイン回数が表示されているけど、そうじゃなくて、その日のログイン有無 だけを知りたいんだよな~。
こんなときは、レポート上の「集計項目」を使いましょう!
- レポートの編集画面を開きます。
- [列]セクション上部の ▼をクリックし、さらに[集計項目を追加]をクリックします。
※Salesforce Classicでは「カスタム集計項目」と表示されている機能です。 - 列の名前と数式を以下のとおり入力します。
数式は、「IF (RowCount >0 , 1, 0)」とし、列の名前は[ログイン有無]としました。
(もし、ログインレコード件数が 0より大きかったら1を表示。1日に何回ログインしても 1と表示)
するとこんな感じ。ログインの有無が 0/1 で表示されます。
ログインの有無だけわかるようになりました。
このレポートを応用すると、チームリーダーは 簡単にデータ更新頻度の管理を行えるようになります。
- 毎日決まった時間にSalesforce上の日報を使用したミーティングを行うので、それまでに情報を更新してほしい
- 毎週決まった日時にダッシュボードを使用した会議があるので、それまでに全員にデータを最新化してほしい
※ちなみに、レポートの「集計項目」は別の集計項目では使えないのでした……。残念。仕様上の制約が結構あるので、うまく集計できない場合は以下のリンクをご参照ください。
SALESFORCE ヘルプ:集計項目を最大限に活用: ヒント、制限、および制約
最後に
「設定で長時間悩んでしまう」「効果的に利用できているのかわからない」「運用を任せられる人がいない」など、Salesforceをうまく活用できていないと感じることはありませんか?
サークレイスの運用保守サービスは、日々のSalesforce運用を力強くサポート。
Salesforce認定アドミニストレーターが、ちょっとしたお問い合わせ対応から運用を丸ごと任せたいというご要望まで、幅広くお応えいたします。詳しくは以下の特設ページをご覧ください。
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