こんにちは。Salesforce運用支援サービス「Customer Service for Salesforce –Remote Service–(旧AGORA)」のサポート担当 Ino です。
日々、たくさんのお客様からいただくお問い合わせの中から、「これは他のお客様にも役に立つはず!」というSalesforceのワザやトラブル解決法をご紹介させていただきます。
今回は「ダッシュボードの実行ユーザと値」についてです。
同じ設定のダッシュボードなのに、値が違う!
営業部で使用していたダッシュボードを管理部でも使うことになりました。そこで、管理部も同じレポートを使って全く同じ設定のダッシュボードを作り、分かりやすいように同じ名前にしてダッシュボードフォルダに保存しました。
しかし、管理部と営業部のダッシュボードを表示すると、データ(値)が違います……。なんで?
解決内容
● 参照権限
● 実行ユーザ
ダッシュボードは参照するユーザ(実行ユーザ)の権限によって、表示される値が変わるという決まりがあります。
ダッシュボードは、実行ユーザAさんが参照できるデータを集めてダッシュボードにします。そのダッシュボードを(画面で)表示しているのがBさんでも、実行ユーザがAさんだったらAさんが参照できるデータを集めて表示します。
2つのダッシュボードの実行ユーザの違いが、値の違いを生んでいたのです。では、2つのダッシュボードの値を同じにするために、ここでは実行ユーザを同じにする方法をご紹介します。
①ダッシュボードの右上の「編集」をクリックします。
②右上の「設定」ボタンをクリックします。
③「プロパティ」画面が表示されるので、「次のユーザとしてダッシュボードを参照」部分の「 ● 別のユーザ」ボタンを選択します。
虫眼鏡マークの左位置あたりをクリックし、営業部と同じユーザ(てきさん)を選んでプロパティを[保存]します。ダッシュボードも[保存]します。(ここ、忘れないでください!)
「ダッシュボードが保存されました」メッセージを閉じて「完了」をクリックします。
④「更新」ボタンをクリックすると、管理部のダッシュボードも〈てきさん〉を実行ユーザとしたダッシュボードに更新されました。
最後に
「設定で長時間悩んでしまう」「効果的に利用できているのかわからない」「運用を任せられる人がいない」など、Salesforceをうまく活用できていないと感じることはありませんか?
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