はじめまして! サポートサービス部・新人アドミニストレーターの箱崎と申します。
今回はSalesforceのプロセスビルダー(Lightningプロセスビルダー)についてまとめます。
プロセスビルダーは、画面に従って入力、ポイント&クリックするだけで、様々なアクションを自動化できるツールです。たとえば、商談成立後にChatterへ投稿する作業を自動化できます。
プロセスビルダー(Lightningプロセスビルダー)とは
プロセスビルダーは、次世代のワークフロー作成ツールです。フローチャートのような状態なので前後の関係が分かりやすく、一目で流れを把握できます。なお、Salesforceにおけるワークフローとは、今回ご紹介するプロセスビルダーと同様に、メールの送信などのアクションを自動化するツールを指します。
※それぞれの機能的な違いはセールスフォースのヘルプを参照して下さい。
使えるアクション
プロセスビルダーでは以下のアクションを自動化するよう設定できます。とくに、レコードの作成やChatterへの投稿、クイックアクションの使用はプロセスビルダーのみの機能です。
Apex | Apexコードをコール |
Chatterに投稿 | ユーザやグループ、レコードのフィードにメッセージを投稿 |
クイックアクション | クイックアクションを使ったレコードの更新・作成、活動の記録 |
フロー | Visual Workflowを起動 |
メールアラート | メールアラートを送信 |
レコードを更新 | プロセスを開始したレコードもしくは関連するレコードを更新 |
レコードを作成 | プロセスを開始したレコードもしくは関連するレコードの値を利用してレコードを作成 |
手順 | 有効な別のプロセスを呼び出す |
承認申請 | 承認申請を送信 |
プロセスの作り方
それではさっそく、「商談が成立したらChatterへ自動的に投稿する」プロセスを作成します。
プロセスビルダーの場所
設定 > (ビルドにある)作成 > ワークフローと承認申請 > プロセスビルダー
プロセス名の定義
新規作成でプロセス名とAPI参照名を定義し、プロセスを開始するタイミングを選びます。
あとはチャートに従って入力していくだけです!
- オブジェクトを選択(商談が……)
- 条件を設定(成立したら……)
- アクションの選択(Chatterに投稿する)
※今回はあらかじめ営業のChatterグループを作成し、投稿先に設定しています。 - 最後にフローを確認し、OKであれば有効化ボタンをクリックして完了!
以上で設定は完了です!
今回はChatterへの投稿のみですが、条件を追加して商品ごとに異なる公開グループに投稿する、一定の条件を満たす場合は承認申請を自動で申請する、などの複雑なプロセスが作成できます。
おわりに
プロセスビルダーはワークフローよりも視覚的に作成することができ、自動化できるアクションも豊富にあります。レコードの作成や編集、承認申請やメール送信、Chatterへの投稿はどんな時に行っていますか? その作業、もしかしたら自動化できるかもしれません。
弊社ではSalesforceスキルを取得するための認定研修プログラムの提供や、Salesforceの導入・運用サポート、認定アドミニストレーターの派遣事業を行っています。様々な形で業務効率化のお手伝いが可能です。ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
- カテゴリ:
- Salesforce
- キーワード:
- Salesforceの使い方
- Salesforce運用
RANKING 人気記事ランキング
RECENT POST 最新記事
TOPIC トピック一覧
- + ITトピックス(12)
- + Agave(24)
- - Salesforce(100)
- + Anaplan(2)
- + 社員紹介(48)
- + サークレイスについて(32)