こんにちは、プロフェッショナルサービスのEnoです。
今回は、Salesforceのテストクラスについて書きたいと思います。
テストクラスを実装するのはお好きですか?
私は嫌いです。面倒な事も多いし、手間も時間もかかります。
しかしテストクラスは絶対に必要なものであり、重要性は被テストクラスより高い場合もあります。
そもそも無いとデプロイ出来ませんしね。
そんなテストクラスを実装する際に、苦心されるのはテストデータだと思うのですが、
何点かテストデータを作成する際の注意点などを、記載してきたいと思ってます。
関連するデータの準備
取引先責任者をテスト時に、取引先が必要な場合どうされます?
取引先責任者のテストだから、取引先は既存のデータつかっちゃえ、では、テストとしては不十分、いえ失格です。
データがあるから、SeeAllData=trueアノテーション付けて使っちゃえ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大きな間違いです。というか手抜きです。
必要なデータを揃える
必要なデータというのは、テストの要件を満たすデータという意味です。
関連するデータも必要なら用意しなければなりません。
また、見落としがちですがオブジェクトだけが必要なデータではありません。
静的リソースやカスタム設定など、テストを実施する上で必要となるものは「揃える」という、考えが必要です。
まとめ
テストを何のために実施しますか。
私は、
「実装した機能を、どこまで担保するか」
を確認するためにテストする、と考えています。
決してバグを出すためではありません。
実装機能を私はここまで確証を持って提供できることを、テストするのです。
他のデータに影響されたり、不足があっては確証を取る以前の問題です。
担保できる範囲がわかっていれば、いざという事態の時にも対応を取りやすいでしょう。
担保できるものが提供できる段階にまで達して、初めて実装できたと考えてもらえたら幸せです。
- カテゴリ:
- Salesforce
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- Salesforce開発
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