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「自ら学び、挑戦する姿勢を求めたい」。福岡拠点立ち上げメンバーが語る、自律した仲間(チーム)と目指す未来

 2022.02.28 Saito

「走りながらチャレンジし続ける。大変ですが、そのフェーズを楽しめる人に来てほしい」
そう語るのは、サークレイスの新しい拠点、福岡の事業立ち上げに携わったKatsuさん。

2019年にマネージャーとして入社し、2021年2月地域統括部 部長に就任したKatsuさんは、プレイヤーとしてもチームを引っ張るリーダーになりたいと話します。

福岡拠点の好調な事業を背景に、採用を強化している今、どんな働き方ができる環境があり、今後はどのような展望を描いているのかを伺いました。



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Katsu
2019年7月入社
地域統括部長 

工学部卒業後、NEC関連企業に新卒で入社。軟式野球チームにも所属しながら、仕事と野球に全力の日々を送る。
仕事では、基幹システムのプリセールスやシステムソリューションエンジニアとしてキャリアを重ねてきた。
その後、大学時代の野球部の縁がつながりサークレイスに入社。
福岡拠点の立ち上げから携わり、現在は地域統括部長としてチームを率いている。


紆余曲折のキャリアを経て、地元福岡へ

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※今回はオンラインでインタビューしています。


まずはKatsuさんの前職や今までのご経験について教えてください。

前職は、NECの関連企業に在籍していました。野球の能力も評価してもらい、軟式の社会人野球チームにも所属していたので、仕事100%、野球120%と、かなりの熱量を持って活動していましたね。

仕事は、大学の工学部で材料・金属系の勉強をしていた関係で地元九州の製造業向けに、システム導入後の保守サービスの提供をメインに行い、社会人なって5、6年目くらいのときには熊本にある二輪メーカーに出向してプロジェクトを担っていました。

かなり本格的に野球も、そして仕事もされていたんですね!

はい。でも、怪我の影響でプレーができない時期とタイミングがあって、その後は東京のNECに配属となり、製造業向けの基幹システムパッケージのプリセールスを担当することになりました。
その際にいろいろな事情が重なり、今もサークレイスで携わっているSalesforce社に1年出向となり、営業をサポートするシステムソリューションエンジニアとして活動しました。

そこから、サークレイスにはどういった経緯で入社されたのでしょうか?

東京では幅広い経験を積めましたが、いつかは地元の九州、福岡に戻りたいという想いがありました。
そんなある日、私の出身校の野球部の先輩と東京で飲む機会があったのです。実はその先輩がサークレイス(当時の社名はパソナテキーラ)で働いていて、Salesforce出向中も何回か会っており、「うちもSalesforceの事業を行っている」と話は聞いていたのです。
ただ、それまではお互い近い業界で働いているという認識だけだったのですが、サークレイスが福岡で新たな拠点を立ち上げるという話があったことで、私自身も次のキャリアとして検討したのです。

地元、福岡で仕事ができることがとても大きなポイントだったのですね

NEC関連企業でも九州の拠点はあったのですが、規模が大きい会社だったので、やりたいと言ってもすぐにできないことも多く、それなら自分が培ってきたスキルやSalesforceの知識を武器にできるサークレイスの福岡拠点立ち上げの仕事は面白そうだと思いました。

でも、声をかけていただいたときは、現在とは別の事業で福岡拠点を立ち上げる予定だったので、自分がやりたいこととは少し違うかなという面も正直あったのです。
ところが、開設直前になって私が今まで経験していたSalesforceのプリセールスがメインの拠点になり、私としてはやりたいことで、さらに今までの経験が活かせる分野に挑戦できることになりました。
個人的には良かったと思うと同時に、会社としては急な方向転換でもあり、まさに背水の陣からのスタートとなりました。

企業や行政のDX化の波を受け、成長フェーズへ

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実際にサークレイスの福岡拠点ではどういった仕事を行っているのでしょうか?

Salesforceのライセンスの導入から実装までを提案したり、Salesforceを導入しているけど上手く使いこなせていない企業に運用サポートの提案をすることがメインですね。

東京のサークレイス本社で行っている事業を福岡エリアを中心に行っていると言ってもいいのですが、最初は土地柄もあり大手企業相手ではなく従業員が200名以下の中小企業をサポートしていました。
しかし、コロナ禍になってからはDXへシフトしている行政の支援が多くなったり、九州だけではなくオンラインで全国のお客さまと繋がる機会が増えるなど、臨機応変に動きながら成長・拡大フェーズに入っています。

Katsuさんにとって、この仕事のやりがいや魅力とはどんなところでしょうか?

ビジネスがまだ固まっていないので、いい意味で捉えれば伸び代だらけなところです。

常に、何をすればこの会社や部署が伸びていくのかを考えながら、成長中のベンチャー企業のように走りながらチャレンジし続ける必要があり、大変ですがそれを楽しめる人であればやりがいがある仕事だと思います。

また、個人的には前職までお客さま企業の社長や役員の方々と話す機会はほとんどありませんでしたが、福岡拠点を立ち上げてからはそういった方々と接することがとても増えました。
そのため、今までは見えなかった高い視座を持って会話をしたり、仕事の提案ができるようになったことがとても嬉しく感じます。

私は福岡愛が溢れている人なので、地元の企業を盛り上げるのは熱が入りますし、お客さまからプライベートでも相談を受けることもあり、今までの働き方と大きく変わったことを実感する日々です。

福岡はとても勢いがあり、地元愛も強い街ですよね。

福岡市は中小のベンチャー企業の成長に力を入れています。ITの最先端が東京でなく、今は福岡に集中していると言ってもいいくらい勢いがありますね。また、福岡で働きたい人は福岡が好きな人ばかりなので、私のように地元で働きたい人には面白い場所だと思います。

現在、サークレイスの福岡拠点で働いている人も大半は福岡出身で、広島在住だった社員も街の魅力を感じたのかわかりませんが、福岡に引っ越してきました。
コロナ禍になりオンラインが基本となったので働く場所は問いませんが、基本的には3ヶ月間福岡で研修してから現場のプロジェクトに入るので、経験の浅い人は特に直接コミュニケーションをとる意味でも福岡は働きやすいと思います。

福岡拠点では、今どのような人が求められているのでしょうか?

求めているのはエンジニア視点を持ちながら、お客さまとの信頼を構築したり新規事業を立ち上げる馬力のある人ですね。
理想はコンサルのように、お客さまの中に入り込んでアドバイザーのような立ち位置でプロジェクトを動かせると最高です。
ただ、九州エリアにはコンサルティングを導入している企業が少ないので、その点は土地柄にあったやり方を考えないといけません。

また最低限、ITの専門用語を使ったやりとりができる方でないとコミュニケーションが難しい分野です。
研修はありますが、東京本社とはまた違った独自の研修なので、SalesforceやITツールを学びたいという気持ちにプラスして、自ら学び、動く姿勢は少なくとも求めたいですね。
逆に指示待ちの方は今の福岡拠点には合わないと思います。私自身も具体的な指示をするのではなく、「これどう?」と本人に聴き、自ら考えてもらい伸ばすスタイルなので、受け身の方だとお互いにとってよくないと感じます。


行動で引っ張っていけるリーダーになりたい

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現在の福岡チームの雰囲気はいかがですか?

一致団結したチームになっていると思います。
2022年2月現在で12人のメンバーがいて、立ち上げ当初からいるメンバー同士の仲が良く、新しく入ってきたメンバーとも積極的にコミュニケーションが取れているので、雰囲気はいいですね。
何より新しい拠点なので、一緒に成長して目標をクリアし、達成感を味わいたいという気持ちが強いのが特徴です。

福岡拠点の今後の展望を教えてください。

最終的な目標は、支社化して自立した事業を展開できるまでに成長することです。
そのために今は、安定したビジネス基盤の構築を目指しています。これは決して本社と連携しないと言っているわけではありません。
今までのように力を借りるのではなく福岡拠点単独で力になるような強さを身につけたいという意味で、まだこれから挑戦していくことはたくさんあります。

福岡で力をつけたいというKatsuさんの熱意を感じます。最後に、Katsuさんご自身の将来の夢や目標があれば教えてください。

私自身はまだ会社の経営には携わっていないので、完全に支社化を目指すのであれば経営の経験を積むことも意識したいです。
しかし、立場だけが上になっても人はついてきません。
Salesforceの知識、コミュニケーション力、提案力、コンサルティングスキルなどをさらに磨き、仕事でみんなを引っ張っていけるリーダーになりたいですね。
逆に上司は何もしてくれないと思われるのだけは避けたいので、常に自ら動くことを忘れないようにしたいです。

今まで野球をしていたときは小、中とキャプテンを経験し、高、大、社会人は副キャプテンとしてプレーで引っ張っていくタイプでした。
仕事も野球と一緒で1人ではできません。福岡チームでリーダーとしてキャリアを磨いた先に、他社に負けない会社ができあがると思っています。

挑戦はこれからです。

とても力強いメッセージでした。ありがとうございました!

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