商談成立時、完了予定日を「予定日」のままにしておきたい

 2020.05.14 customer_success

こんにちは。Salesforce運用支援サービスCustomer Service for Salesforce –Remote Service–(旧AGORA)」のサポート担当 K です。
Salesforceの商談オブジェクトは一種特殊な性質をもっているのですが、その一つとして、商談の状況によって自動的に値が更新される、という機能があります。

今回は、商談成立時に自動的に更新される「完了予定日」の動作と、これを自動更新させない方法についてご紹介します。

商談成立時には「完了予定日」が未来日から今日の日付に変更される

商談の完了予定日に未来日が入力されている状態で、予定より早く商談が受注完了できたので、商談のフェーズを「成立」に変更すると、完了予定日が今日の日付へと自動的に変更されます。
これは、Salesforceのデフォルトの動作です。

項目の日本語表記名として、ちょっと違和感がありますが、

  • 「完了」以前は予定日が入力されている
  • 「完了」と登録したときには実績日(今日の日付)へと置き変わる

こんな動作をするのです。

商談レコード画面

※商談完了予定日の変更について、詳細はこちら(help.salesforce.com:商談のフェーズ完了時の商談完了予定日の変更について)をご参照ください。

解決方法

〈解決キーワード〉
 プロセスビルダー
 PRIORVALUE 関数

今日の日付ではなく、未来日をそのまま保存したい場合は、プロセスビルダー か ワークフロールールを作成し、自動的に保存された「今日の日付」の前の値が保存されるようにします。「PRIORVALUE」関数を使って、「項目の前の値」を返す数式を組み入れます。

今回は、プロセスビルダーを使って「商談の完了予定日項目を、今日の日付ではなく未来日のままにする」設定例をご紹介します。
まずは起動条件を設定します。

  • 条件:商談が成立に変更されたとき
  • アクションの実行条件:数式の評価が true になる
  • 数式の構築:ISCHANGED( [Opportunity].IsWon ) && [Opportunity].IsWon

プロセスビルダーの設定1

続いて、条件に合致したときのアクションを設定します。

  • ルール適用時のアクション:レコードを更新
  • レコード:プロセスを開始した Opportunity レコード
  • レコードの更新条件:レコードを更新する条件がない
  • 更新するレコードの新しい項目値を設定
    ・項目:完了予定日
    ・種別:数式
    ・値:PRIORVALUE( [Opportunity].CloseDate )

プロセスビルダーの設定2

ちなみに、既に完了している商談について、後日、商談レコードを新規作成して「完了予定日」を入力 → 保存する場合は、今日の日付ではなく入力した通りの日付で保存されます。

最後に

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