Anaplanを駆使して
計画DXのプロになる
こんにちは。Anaplanコンサルタントの蓮井 貴志です。
私のチームが担当しているのは企業の「計画(Plan)と予測（Analytics）」業務で活用されているExcelキラーソリューション「Anaplan（アナプラン）」。
今はまだ、知る人ぞ知るツールですが、「これぞDX！」という
おもしろさに満ちたダイナミックなソリューションです。
プロフィール
大学卒業後、15年以上に亘るシステムエンジニア・プロジェクトマネージャー・システムアナリスト経験を経てサークレイスに入社。現在はAnaplanチームの責任者（事業部長）として、多数のAnaplan導入・保守・運用定着化支援プロジェクトに関与し、慌ただしい毎日を過ごしている。プライベートでは子どもが通う学校のPTA会長を務めている。
そもそもAnaplan（アナプラン）とは？
約10年前にアメリカで誕生したクラウドプラットフォームです。日本経済をリードする多くの大手企業のお客様から注目されています。ここでいう計画とは財務計画、営業計画、需給計画、人員計画など、大企業にとっていずれも重要なデータばかり。
以前ならこれらのデータは、社内に散らばったExcel®データをかき集めて分析・予測していました。しかしAnaplanという一つのクラウドプラットフォームに集約することで、いつでも迅速に将来予測のデータを確認できます。
Anaplanは“キャリアチェンジ”の
ツールにもなる
サークレイスのAnaplanエンジニアやAnaplanコンサルタントは、様々なバックグラウンドを持っています。
- プログラマ・システムエンジニアの経験を積んできたが、より上流工程を経験したい。
- Access®とExcel®の知識があり、より高いスキルを身に着けたい。
- データ分析の経験を活かし、幅広い分野で活躍したい。
そんな動機で当社へ転職した人が今、活躍しています。
まだ新しいAnaplanはキャリアチェンジにおいても、最適なツールです。
ユーザーにあわせて
カスタマイズしていく仕事
私たちの仕事はAnaplanをお客様企業・ユーザーのご要望にあわせてカスタマイズ、運用をご支援する業務です。ノンプログラミングツールのため、システム開発経験がないユーザでも利用可能なツールですが、最初から期待されるAnaplanアプリケーションを作り上げるには難しく時間を要します。
そこでサークレイスのAnaplanコンサルタントがお客様のニーズを理解・整理（要件定義）し、AnaplanエンジニアがAnaplanアプリケーションを作り上げ（設計開発）、その後保守・運用支援を行います。
この役割分担が可能なサークレイスは、ユーザへの運用支援における貢献が評価され「Japan Support Partner of the Year FY21」を受賞しています。
蓮井 貴志の一問一答
- 01.ITコンサルタントの視点から見たAnaplanの
魅力とは？ - Anaplanを導入するお客様は、各企業の計画業務（予測）に従事されているご担当者様です。
例えば5年後等中長期の販売計画を出し、そのデータをもとに在庫管理や製造スケジュールの見直し、人員採用計画などを進めます。
スタート時は、例えば在庫管理からスタートする等、一部の計画DXからになります。
しかし多くの企業は、財務・販売・生産・人員計画等の幅広い領域を持っています。自分の関わった小さなDXがゆくゆくは企業全体の改革や将来計画に広がっていくおもしろさがあります。
- 02.お客様の使いやすいアナプランにしたことで、
お客様に貢献できたことはありますか？ - 日本企業の多くは今もExcel®文化が健在です。分析データを出力する際もExcel®を使って数週間かけて数字を拾って集計加工します。しかしスピードが求められる今、数週間前のデータはあっという間に消費期限切れ。そこでサークレイスがお客様向けにカスタマイズしたAnaplanアプリケーションをご利用いただくことで、スピーディーかつ正確な計画を立てることに貢献できました。
例えば製造業のお客様の場合、製造・販売・在庫の需要予測をクイックに把握できることで、取引先に対して部品の増産減産などを前もって指示することが可能になります。
ひいては、お客様の関連会社にも効果が期待できるツールといえます。
- 03.IT経験は少ないのですが大丈夫ですか？
- Access®とExcel®の経験など、データに関連した知識が最低限必要です。そこにプラスして「データ分析・集計が好き」「お客様とのコミュニケーション力」が加われば十分活躍できます。私のチームにはシステム経験は豊富ではありませんが、 Access®とExcel®の経験、または語学が得意という社員もいます。
プラスαの経験を活かしグローバル企業のお客様を担当し、活躍しているメンバーもいます。
また業務を進めながら、平行して研修や自己啓発によりITスキルの向上を図ることも可能です。子育て世代の社員も多く、ワークライフにあわせて取り組むことも可能です。
- 04.Anaplanコンサルタントとして
働くことのおもしろさとは？ - 多種多様な業界のお客様と関わる機会があるので、経験を積むごとに業界の課題をとらえ、他の企業様も共通した課題をお持ちであるということがわかります。
A社の課題を解決すると、同じ業界のB社の課題も解決しやすくなります。一つの会社の課題を解決することで、他のお客様にも自信をもって提案し、貢献することができるでしょう。これはAnaplanコンサルタントのやりがいであり、おもしろさといえます。
- 05.サークレイスでのAnaplanキャリアパスとは？
- 入社後はAnaplanのe-learningを受講後、先輩社員の仕事を手伝いながらAnaplanモデルビルダー（エンジニア）としてAnaplanの理解を深めていただきます。Anaplan認定資格取得も支援しています。この資格保有者は希少価値があります。
その後はAnaplanコンサルタントとして、プロジェクト・マネージャーを目指す、またはAnaplanスペシャリスト（シニアエンジニア）を目指すパスがあります。他にも多彩なキャリアパスの選択肢を用意しています。
おかげさまで、Anaplanへのお問い合わせが多数寄せられています。 お客様の課題解決ができるAnaplanコンサルタントは、非常に市場価値が高い職種と考えております。
「Anaplanならサークレイスだよね」とこれからもより多くのご評価をいただけるよう、メンバーの育成やチームの拡大を図りたいと考えています。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。