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お知らせ

2016.03.14 Information

パソナテキーラに二人目の「認定テクニカル・アーキテクト」が誕生しました!

2016年3月、日本で10名しか合格者のいない、Salesforceの最難関資格「認定テクニカル・アーキテクト」に、弊社の福丸が合格したことが発表されました。これに際しまして、福丸のコメントをご紹介させていただきます。
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プロフェッショナルサービス部 CoE テクニカルアーキテクト 福丸 慎治

プロジェクトで多忙を極める中での受験となったわけですが、今のご感想はいかがでしょうか?

正直ほっとしています。認定テクニカル・アーキテクトは、自己評価アンケート、多肢選択式 PC 試験プレゼンテーション面接形式の3つの形式で行われる試験ですが、3次試験は元々難易度が非常に高い事もあって最初から覚悟できていたせいか意外と負担に感じなかったのですが、逆に2次の選択式試験の難易度が高く感じ、自分自身はかなり苦戦しました。いずれにしても、あの試験準備から解放される、というのがうれしいです。

試験対策としてどのような準備をされたのでしょう?
プロジェクトに100%入っていたので、勉強の時間は通勤の往復2時間でした。標準機能の知識をいっそう定着させるために、通勤時に座ってパソコンを開いて、Salesforceの画面を開いて触ることで知識を定着させていきました。3次試験のプレゼンテーション面接は、以前プリセールスをやっていて、お客様先で多くの経験を積んでいるので、そんなに大変ではなかったです。

テクニカル・アーキテクト試験はどのようなスキルを評価される試験だと思われますか?
コンサルティングだけ、開発だけ、など偏った経験ではまず受からない試験だと思います。いろいろな経験を積み、包括的にSalesforceの開発プロジェクトを理解しているいることが試されているような気がします。

今回の合格によって、プロジェクトやお客様に対して、どのような貢献ができるようになるのでしょうか?
まずは、肩書きを身につけたことで、お客様により信頼していただけるようになったと思っています。パソナテキーラでは、この資格は私で二人目ですが、会社としての技術力のアピールポイントとしても、非常に大きな武器になると思っています。 もちろん、肩書きに見合ったパフォーマンスが求められるプレッシャーもありますが、ご期待に応えられるように研鑽を続けていきたいと思っています。

今後、テクニカル・アーキテクトとして、どんなことを目指していきたいと思っていますか?
セールスフォースの導入プロジェクトの場合、すでに「ここからここまで」とセールスフォースを適用する範囲が決まった状態で入るケースが多いのですが、それが最適ではない場合もあったりします。今後これをきかっけに、もう少し早い段階のコンサル的なフェーズから入っていけるようになれば、そうした不適切、非効率な事態を防ぐことができるかもしれない。それによって、プロジェクトが混乱したり、無理することも少なくなるのではないかと思っています。 あとは、品質の高い開発を行っていくということでしょうか。業務システム開発にはある意味の「文系」っぽさが必要だと個人的には思っています。どんなに素晴らしいコードを書いても、複雑であとで見る人にどういうものだかわからないものと、設定変更などの際に非常に苦労します。コメントが記載されていなかったり、というのもそうですね。シンプルで理解しやすく、自分の手を離れても理解できるといったものを目指して、人に自分の意図を伝えられる、「コミュニケーション力」や「みんなで一つのものを作り上げている」という気概を持って、プロジェクトを進めていきたいと思っています。