こんにちは!アドミニストレーターの千代田です。今回は、Sandboxの使い方や種類、どう使いわけるかについてお伝えします。
Sandboxとは、テストや開発などのさまざまな目的で使用されるSalesforce本番環境のコピーです。Sandboxを作成または更新すると、その時点での本番環境のコピーが作成されます。大部分の構成は本番組織と同じです。
Sandboxにはいくつかの特徴があります。たとえば、Sandbox内の全ユーザのユーザ名にSandbox名(例えばDev1)が付加されたり、自動で送信されるメールの誤作動を防止するため、システムメール以外送信されない設定*になっていたりします(詳しい説明はこちら)。
Sandboxの種類によっては、本番環境からSandboxにコピーするデータを指定することもできます(下記「Sandboxの種別」参照)。データがコピーされない場合(例:Developer Sandbox)、すべての設定情報(メタデータ)は移行されますが、レコード情報(データ)は移行されません。
新しくForce.comアプリケーションを作成する場合、まず、Sandboxにそのアプリケーションを構築しテストを実施することから始めます。構築したアプリケーションに問題がなければ、メタデータとデータ(該当する場合)を本番環境に移行します。このアプリケーション構成を開発環境で行うことで、本番環境にリスクなくテストすることができます。
多くの企業では、複数ステージを経るデプロイ方法を使用します。最も一般的な例は、開発環境(通常はDeveloper Sandbox)での開発と単体/結合テストの実施、次にStaging環境へ昇格し受入テストの実施(通常はFull Sandbox)、最後に本番環境への昇格です。
Sandbox の種別およびテンプレート
Sandbox を使用した開発とテスト(Trailhead)
| 種別 | メタデータコピー | データコピー | 更新間隔 | データストレージ制限 |
|---|---|---|---|---|
| Developer | YES | NO | 1日 | 200MB |
| Developer Pro | YES | NO | 1日 | 1GB |
| Partial Copy | YES | 一部 | 5日 | 5GB |
| Full | YES | YES | 29日 | 本番環境と同様 (コピー時点) |
Sandboxにログインするには、Sandbox専用のURLを使用する必要があります。同様に、本番環境にログインするには、本番専用のURLを使用する必要があります。これは、WebサイトならびにAPIを介した(例えばData Loarder)ログインの場合に適用されます。
本番環境: https://login.salesforce.com
Sandbox: https://test.salesforce.com
管理者または開発者がメタデータ(構成の変更)をある環境から別の環境に移行するのに役立つツールがいくつかあります。 今回は最も一般的に使用されるツールを2つご紹介します。
1.変更セット:標準ツール、管理者フレンドリー(開発経験不要)
変更セットを使用するには、Sandboxを備えた本番環境が必要であることに注意してください。Developer EditionにはSandboxが含まれていないため、変更セットはDE組織では使用できせん。変更セットを使用するには、Enterprise Edition以上の組織が必要です。
変更セットの概要についてはこちら
2. Force.com IDE:開発者用ツールキット、クライアントアプリケーション(開発者向け)
※ 2019年10 月12日をもって、Force.com IDE は廃止されました。
今回の記事では、Sandboxの詳細については説明しません。しかし、Sandboxを利用し学んだ教訓をいくつか共有したいと思います。
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