システムの企画から構築、運用までスムーズに行うためには、優れたプロジェクト管理能力が必要です。この際、プロジェクト管理能力が低ければ、多くの方に迷惑がかかるので注意しなければいけません。
プロジェクト管理では、QCD(Quality 品質・Cost 費用・Delivery 納期)をマネジメントする必要があります。この3つは、それぞれトレードオフの関係性を持っており、各バランスを整えることが重要です。
QCDを維持するためには、システムの利用が必須です。例えば、プロジェクト管理や素早い状況把握ができるシステムを導入すれば、リスクを減らすことができます。
SI/システム保守部門の方にとって「担当者が変わると、対応が変わってしまう」「以前の経験が全く生かされていない対応策が提案される」などの意見は耳が痛いかもしれません。
過去に発生した不具合の影響範囲や具体的な対応策に関するノウハウが属人化している、新しい担当者に伝わっていない等の理由から発生するこれらの問題。人事異動や退職で、開発・運用担当者や管理職が変わるのはやむを得ない。
開発・運用担当者にとって、仕事を通じて得た知識やノウハウを、他プロジェクトの担当者と共有する仕組みがあれば「個人の負担軽減とプロジェクトの効率化」双方にメリットを生みます。
プロジェクトドキュメントを使いルール、手順を公開できます。版数管理機能とコメント機能で、管理も周知も容易にできます。
言葉で説明しにくい事象や動作仕様は、絵/写真/動画を駆使し迅速に認識統一でき、合意形成までの手間と時間が削減できます。
顧客の業務ノウハウや仕様決定に至るまでの討議など、全ての資料/会話を記録。後継者も容易に「歴史」を紐解くことができます。
過去の不具合や改善要望から弱点傾向と原因の分析ができます。過去の品質対策を検索し、類似プロジェクトに示唆を与えます。