変更要望に対応できる体制を確立したことで、
営業部門全体でSalesforce活用が進む

求人広告・情報誌をはじめとした人材ソリューションを提供するアイデム様は、2016年に顧客情報と売上管理を目的に Salesforceを導入しました。
営業部門での活用が進むにつれてSalesforceの設定や変更要望も増加。もともとSalesforceの運用を担当していたシステム管理のご担当者様は他の業務と兼任ということもあり、上がってくる変更要望すべてに対応できないという課題を抱えていました。

Salesforceをもっと活用していきたいという意向もあり、Salesforceの活用に精通した会社に支援を依頼する必要があると考えていた際にサークレイスを紹介され、2019年から運用支援サービスの利用を開始しました。

まずは、お客様のご要望をヒアリングした後、営業活動を支援するための各種レポート、ダッシュボードの作成を行うために、売上管理に必要なオブジェクトの作成やデータ移行と顧客情報のクレンジングを実施。さらにプロセスビルダーを用いて、以前より要望のあった、営業の活動履歴を取引先に自動集約、さらに契約満了日前の契約更新アラートの設定を実装しました。 またPardotの活用についても、展示会やセミナーで獲得した名刺顧客のためのメール配信に加え、マーケティング施策別の効果なども徐々に把握できるようになってきています。

現在は、社内の担当者とサークレイスのカスタマーサクセス・コンサルタントの2名体制で、Salesforceの変更依頼や要望をケースで管理し、順次対応していくという体制が整いました。

変更要望や修正依頼に対して、早く対応できるようになったことで、営業部門でのSalesforceのへの理解や活用も進みました。それにより、営業の成果や課題も可視化できるようになり、現状に則した営業戦略が立てられるようになってきています。

今後は、いずれは全社で利用する基幹システムとして利用したいという思いもあり、引き続きデータの精度を高めて、営業戦略の検討に役立てていくことはもちろん、デジタルマーケティングについてもより積極的に実施できるように準備を進めてきたいと考えています。